いじめ相談


6月 13th, 2009

日本の小中学生は合わせて1,000万人程度でそのうちの約5%の人が「いじめ」に悩んでいるという統計数字があるそうです。
つまり、50万人以上の小中学生が「いじめ」を受けていると感じていることになるのですが、こうしたいじめ被害者のための相談窓口の整備、相談員の拡充が必要とされています。

いじめ問題の対策としては、いじめを失くすこと、少なくすることと同時に、いじめ自殺を防ぐためにいじめ相談窓口に相談できる環境作りと周知徹底が必要になってきます。

また自殺を思いとどまらせるために「なぜ死んではいけないのか」という疑問に対する答えも用意しておかなければならないでしょう。

「いじめを受けてこんなに辛い思いをしてまで、なぜ生きていかなければならないのか」
「生きる意味が見出せないのに、なぜ苦しんでまで生き続けなければならないのか」

こうした疑問に対する答えは?

最近、歎異抄を通じて、親鸞聖人に関心を抱くようになりました。知人が、仏教に詳しく、親鸞会という浄土真宗の集まりで勉強しているので、いろいろ教えてもらっています。

親鸞聖人は生きる意味について、ハッキリ教えられた方だと聞きました。

「生きる目的は、金でもなければ財でもない。名誉でもなければ地位でもない。人生苦悩の根元を断ち切られ、〝よくぞ人間に生まれたものぞ〟と生命の歓喜を得て、未来永遠の幸福に生きること」

何と簡潔で鮮やかでしょう。これを歎異抄の言葉では、「摂取不捨の利益を得る」とも「無碍の一道」ともいわれているそうです。本当の人生の目的を知ったとき、一切の悩みも苦しみも意味を持ち、それに向かって生きるとき、すべての努力は報われると教えられる親鸞聖人にますます魅力を感じました。

いじめに対応する人にも、学んでいただきたい日本の伝統仏教の教えです。


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